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福澤諭吉と港区のまち

2019.02.03

本日2月3日は、思想家として、そして教育者として名を残す福澤諭吉の命日〈明治34(1901)年没〉です。


彼が当初築地に開いた蘭学の塾が、現在の港区浜松町に移転したのは慶応4(1868)年のことでした。
そのとき、日本に学びの新風を吹き込んだこの学び舎は、元号にちなんで、『慶應義塾』と名付けられます。
再び明治4(1871)年に三田へ移転した後も、諭吉はその地の空気や眺望を気に入っていたといいます。


彼がいま眠っている麻布の善福寺は、古くから港区域とともに歩んできた歴史あるお寺です。

この地で近代日本とともに歩み、学びをけん引した諭吉は、
今もどこかから、港区の街並みを眺めているかもしれませんね。


常設展示室の一角では、福澤諭吉についての資料や、麻布山善福寺に関する資料も展示しております。
お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。

福澤諭吉.jpg