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オットー・ハプスブルク その生涯と遺産

2024年9月7日(土)~10月16日(水)

第二次世界大戦後の日本と欧米諸国との国際関係促進に貢献した往年の皇位後継者オットー・ハプスブルク(1912~2011)。国際政治のキャリアや功績にも焦点を当てながら、その生涯と遺産を紹介します。[観覧無料]

開催日時

2024年9月7日(土)~10月16日(水)

場所

港区立郷土歴史館 4階ギャラリー

オットー・ハプスブルク (1912~2011)

ハプスブルク家が、第一次世界⼤戦までの時代にオーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王及びオーストリア皇帝として君臨した事は良く知られています。その最後のハンガリー王及びオーストリア皇帝の長子がオットー・ハプスブルク(1912~2011)でした。第一次世界⼤戦後、オットーが戴冠することはありませんでしたが、第二次世界⼤戦下では外交上のコネクションを使って、何千もの迫害された人々を救済し、戦後はヨーロッパのために活動する国際的組織である汎ヨーロッパ連合の会長や、欧州議会の議員となりました。また、『鉄のカーテン』崩壊に重要な役割を果たした1989年の汎ヨーロッパ・ピクニックの後援者として、国際社会に多大な貢献をしました。そのオットー・ハプスブルクは、日本を何度も訪問し、皇室や政治的指導者、更には巨大企業の経営者とも強い関係を構築し、日本と欧米諸国との国際関係促進にも⼒を尽くしました。ギャラリー展では、日本との関係もご紹介します。

共催

駐日ハンガリー大使館 リスト・ハンガリー文化センター

リスト・ハンガリー文化センター

※「ハプスブルク」の表記につきまして、『歴史館ニュース 20号』等では、ハンガリー現地での発音に準じて「ハプスブルグ」としておりましたが、日本での一般的な表記に合わせて「ハプスブルク」と変更いたしました。

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