亀山碑
- 所在地
- 三田4-16 亀塚公園内
- 所有者
- 港区
- 概要
- 1点 歴史資料 平成25.10.23指定
- 法量
- 幅2.2m 高さ1.4m
- 公開状況
- 公開
本資料は、亀塚公園(三田4丁目)内、都指定史跡「亀塚」の頂部にある幅2.2m、高さ1.4mの石碑で、上野国沼田城主土岐頼熈によって寛延3年(1750)に建てられたものです。土岐家は明暦3年(1657)にこの地を下屋敷として拝領しました。詩文に秀でた大名といわれた頼熈は、この地が『更級日記』の竹芝寺伝説の地であることや塚の頂部に酒壷があり、ここに出入りする亀を神と崇めていたが一夜の風雨で酒壷の亀が石になったという伝説に興味を持ち、そうした由来を伝えるためにこの碑を建立したと考えられています。大名屋敷に建立された石碑としても貴重なものです。