松平不昧関係遺品
- 所在地
- 南麻布3‐1‐15
- 所有者
- 宗教法人天真寺
- 概要
- 松平不昧の修禅にかかわる10点の遺品です。 松平不昧と天真寺の大巓宗碩〈だい...
- 公開状況
- 非公開
松平不昧の修禅にかかわる10点の遺品です。
松平不昧と天真寺の大巓宗碩〈だいてんそうせき〉・東陽宗冕〈そうべん〉とは昵懇〈じっこん〉であり、その関係を示す書状25通 (昭和54年度指定)とともに、禅板、「仏陀常住」の丸釜・出山釈迦図および箱書・大巓宗碩遺偈〈ゆいげ〉箱書・大巓禅師諡号勅書〈しごうちょくしょ〉箱書・七言詩・円相画賛・『武渓〈ぶけい〉集』・『_拾〈くんしゅう〉録』が同寺に伝わり保存されています。
《出山釈迦図》は、幕府奥絵師狩野典信によって描かれたもので、松平不昧の禅修業に関わる遺品として、また時代の特徴を良く示した絵画です。この図はすでに「有形文化財・歴史資料」として指定されていた「松平不昧関係遺品」と密接な関係があるため、平成17年度に追加指定しました。