徳川将軍家朱印状 付目録・条目・写し
- 所在地
- 赤坂6‐10‐12
- 所有者
- 宗教法人氷川神社
- 概要
- 7通(付 目録1通 条目1通 写し5通) 古文書 昭和62.10.28指定
- 公開状況
- 非公開
- 写真タイトル
- 徳川吉宗朱印状
氷川神社の創建の年代は不詳ですが、もと一ツ木(赤坂4-1付近)にあったものを、八代将軍吉宗が、産土神〈うぶすながみ〉として崇敬し、享保15年(1730)現在の地に社殿を建立しました。
朱印状は、吉宗から十四代家茂に至る7通で、武蔵国豊嶋郡代々木村のうち200石を寄附したものです。本来は、将軍の代替わりごとに前将軍の朱印状は返却し、その写しのみが残されるものです。いずれも檀紙を用い、すべてに懸紙(包紙)を備え、保存も極めて良好です。各朱印状の宛先は当社別当宛です。
この朱印状の他に、朱印地の明細を示した幕府老中連署の目録1通と、氷川神社が遵守すべきことを定めた九か条の条目1通が残されています。