倉松屋嘉兵衛町屋敷絵図
- 所在地
- 白金台4-6-2
- 所有者
- 教育委員会
- 概要
- 倉松屋嘉兵衛<くらまつやかへえ>の求めに応じて、棟梁<とうりょ...
倉松屋嘉兵衛<くらまつやかへえ>の求めに応じて、棟梁<とうりょう>の喜三郎常昌<きさぶろうつねまさ>が作成した町屋敷の絵図で、「文政十二年正月吉日改ル之」の記載から、文政12(1829)年の作図であることが分かります。
描かれている範囲は、現在の浜松町二丁目7・11・12・13番に相当します。発注者の倉松屋嘉兵衛は江戸時代の材木商です。
現在確認できたところでは、江戸時代の港区域の町屋が詳細に描かれている絵図は他になく、また江戸市中の材木商の町屋を描いた絵図も知られていません。
本絵図は、当時の町屋の建物や材木商の店の様子を知るうえで貴重です。